2000-04-20 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
やはりここは、日米同盟、さらに韓国と放列をそろえて、変な軍事の火遊びは絶対に実らないということをしっかりと、ペリー調整官の努力もあってでき上がる。そして、もう一つのかたぎの道へ来るならば協力は惜しまないという方へ誘導していく。これは妥当な対応でありますが、それにしても、この地域の一国の問題に対しても日本は自前でできない。日米同盟は依然として必要である。
やはりここは、日米同盟、さらに韓国と放列をそろえて、変な軍事の火遊びは絶対に実らないということをしっかりと、ペリー調整官の努力もあってでき上がる。そして、もう一つのかたぎの道へ来るならば協力は惜しまないという方へ誘導していく。これは妥当な対応でありますが、それにしても、この地域の一国の問題に対しても日本は自前でできない。日米同盟は依然として必要である。
今の北朝鮮に対して、ペリー調整官の努力で米国、日本、韓国が一緒になってやったから、結局、戦争にならずに、抑えがきいていくというのがその一例ですけれども、もしそれを破ったら、我々は、一緒に共同対処しますよ、共通の脅威に対して共同の対処をしますよというふうにする方が抑制的たり得る。
この一月初めに訪米をいたしましてペリー調整官をお訪ねしたときに、日本の訪朝議員団の意義、成果についてお尋ねがございました。
これは、アメリカのペリー調整官を中心として、対北朝鮮政策というものを三カ国が集まって練り上げて、お互いの連携を強化しながらこの問題の解決を探るということで、非常に緊密に連絡をとり合いながら、現在まで非常にうまく連動してきているというふうに私は思います。
ペリー調整官が訪朝して、ペリー・プロセスというのが発表されるようなことになってきた。八月に北朝鮮の政府声明が出た。そして九月に凍結しますと、ミサイルの凍結の表明がされた。それで今日の訪朝団を迎えた。
ペリー調整官、わざわざ調整官という新しい任務を帯びて、アメリカが、クリントン政権が北朝鮮へ訪問させて、それでペリー・プロセスを発表させた。今までもある意味ではクリントン政権のソフトランディング政策について点検をしたと思うんです。非常に厳しい報告書が出ていると思うんですね。
いわゆるペリー調整官のペリー・プロセスもそうでございますが、三カ国でいろいろと話し合って政策を統合して、アメリカはベルリンにおいて米朝会談という直接的な会談をやっておられますし、韓国は御案内のとおり民間の交流というものがかなり活発になってきているというふうに聞いております。
米側からは、ペリー報告書について米議会はおおむね肯定的な反応を示している、ペリー調整官は議会の説明の際、特に日韓の協力が得られた点を強調した、制裁解除の対象になっていないテロ分野等における制裁解除のためには日米の懸念を北朝鮮が解消することが必要である、北朝鮮との関係で過去数週間に起きた出来事は米朝がともに協調していける可能性を示唆するものである、北朝鮮に対しては日米韓三国の連携がなければ前向きにならない
デミング国務次官補代理は、ペリー調整官の北朝鮮の報告で、議会の説明で強調したことは、報告書の作成に当たっては米国政府は日韓と密接な協議をして、この朝鮮半島地域の核となる同盟国としての日米韓の見解を十分反映させたということであるというふうに説明をいたしました。 しかし、さらに私はデミング国務次官補代理に北朝鮮に対する中国の影響力等について質問をいたしました。
ペリー調整官は、私どもの訪米直前の九月十七日の記者会見で、将来の交渉においても間違いなく困難が続くであろうと指摘しながらも、四十年以上にわたって暗雲のように我々の脳裏から離れなかった第二次朝鮮戦争の危険が今日消えようとしていると述べております。こうした展望は決してペリー調整官だけでなく、米朝両国政府の一致したものであることを今度の調査で確認することができました。
日本海への思いや、また近隣の朝鮮半島、シベリア、ロシア、これらの状況につきましては、ある面では深い関心をお持ちになることも私もよく理解できるわけでございまして、今、北朝鮮問題につきまして、ペリー調整官の報告書も踏まえて、御意見と御質問があったわけでございます。
ペリー調整官が作業をされて、そして北との交渉に当たって、アメリカ、韓国とともに日本もそれに参加をして、三つの国が統合した交渉を行うという考え方をもとにして、そして三国が協力し、協調して、その交渉窓口としてアメリカが北朝鮮と話し合いに入る。ベルリンで米朝会談が行われて、そしてアメリカも非常に粘り強く交渉をされたのでしょう。
そして、四者会合の機会をとらえて、三日及び四日、米朝間で協議が行われたわけでありますが、この協議においては、米国からミサイル発射についての強い懸念の表明がなされ、先般の日米韓三カ国外相会議を踏まえて、ペリー調整官のアプローチに対し積極的な反応を示すことが北朝鮮にとっても利益となる旨説明を行ったと承知しております。
○高村国務大臣 アメリカ側のいろいろな話を総合すると、ペリー調整官がピョンヤンに行って、そしていろいろ話してきて、そして北朝鮮側のそのことに対する反応をもう少し見きわめたいということが報告がまだ出ていない一番の理由だというふうに私たちは理解をしております。
○国務大臣(高村正彦君) 私が承知している限りでは、まさにペリー調整官から小渕総理のメッセージを伝えてもらった、それに対して北朝鮮側は前向きな反応は示さなかったと。ただ、そのときに、金正日総書記に伝えると、こう相手側の担当官は言ったと、そういうことを承知しております。
前回の本委員会での質疑の中でも取り上げさせていただきましたけれども、ペリー調整官の報告書についてでありますが、最終報告の時期というものがかなりずれ込んできているのではないかというふうに思います。
○高野博師君 六月二十六日付の産経新聞の記事に、ペリー調整官が五月に訪朝した、そのときに小渕総理のメッセージを口頭で伝えた、これに対してかなり冷たい反応だったという報道だったんですが、この新聞によりますと、ソウルの外交筋、これはペリー調整官が寄ったときにそういう情報が漏れたのかと思うんですが、拉致問題等についてはもう全面的な拒否を示したと言われていると。
日米首脳会談に関してでありますが、北朝鮮については、ペリー調整官が検討中のアプローチなどにつき日米韓が緊密に連携していくことの重要性を確認いたしました。また、私よりKEDOとの協定の国会での審議状況につき説明をいたしました。また、クリントン大統領との間で築かれた信頼関係に基づき、共通の価値観に基づく日米関係を二十一世紀に向けて発展させるべく取り組む考えであります。
常識的に考えますと、恐らく北朝鮮側から見れば、ペリー調整官がどういう提案、どういう話を持ってくるかということが余り明確にわからない段階でトップが出て、何らかのコミットをするとか、また逆の反応をするというようなことをする段階ではないという判断であったのかな、常識的な分析ではございますが、そのように考えております。
私自身も、ペリー調整官にも、あるいは金大中大統領あるいは洪淳瑛外交通商部長に対しても、もし次のミサイルの発射があって、それが日本列島を飛び越える、そういうような状況であれば、KEDOへの協力は大変難しくなるという言い方をしているところでございます。
○高村国務大臣 私が直に託したということではありませんが、基本的にペリー調整官の包括的かつ統合されたアプローチを日本も支持しております、それから韓国は韓国で、韓国も支持しております、こういうメッセージだと思っていただければ結構です。私が何か書面を書いて渡したとか、私が何か何項目か言ったという話ではないわけでございます。
私が金大中大統領にお会いしたときも、あるいはペリー調整官にお会いしたときも申し上げたのは、緊密に連絡をとり合って整合性のある政策をとらなければいけない、ただ、それは国益というよりも国民感情が特に違う点が多いので、全く同じ政策をとる必要はない、こう申し上げました。
したがいまして、ペリー調整官自身、北朝鮮側から前向きな反応であるとか即座に反応が返ってくるということは期待していなかったということをそもそも言っておられますので、私どもも、今、先生おっしゃいました韓国側の対応、これと基本的に同じように、今回即座に向こうからしかるべき対応が出なかったことはそれほど驚くことではないというふうに考えております。
ペリー調整官の北朝鮮訪問については、訪朝の目的は達成したというような報告をされたようでありますが、ペリー調整官と金正日総書記との会談が実現しなかったという事実がありまして、これについては北朝鮮側の国内事情あるいは北朝鮮側の対中国配慮等さまざまな理由があったと推測されております。
○政府委員(阿南惟茂君) ペリー調整官と韓国側代表、また我が方は加藤総政局長が参加いたしましたが、これは主としてペリー調整官の北朝鮮訪問の結果を聴取する、そして今後三者でさらに緊密に連絡していこうという話し合いでございまして、ガイドラインの話というのはこの場では出ておりません。
まず、北朝鮮に行かれる前にペリー調整官が日本にも立ち寄られて、外務大臣とも会談をされたということでございますが、どういう意見交換をされたのか、また、外相からはペリーさんにどういうお話をされたのかをお聞かせいただきたいのが一点。 ちょっと時間がないのでまとめて御質問します。
北朝鮮の対外政策における一定の変化と言ってもよいと思いますし、また、ペリー調整官についても受け入れて、そしていろいろ話をしている。これがいい方向の変化であればいいな、こういうふうな感じを持っております。
これに対して、ペリー調整官から、これまで日米韓三カ国が緊密に協議して政策見直しが行われてきており、日本側の協力に感謝している、日米韓の協力は重要であり、今後とも緊密な連携協力を図っていきたいという発言があったわけであります。
ペリー調整官が訪朝し、北朝鮮に対して米国の包括的対処政策を説明したと言われています。これを契機に、我が国が北朝鮮と本格的な政府間協議を始めることは、韓国の包容政策や米国の包括的アプローチとも大きなそごはなく行動できるよいタイミングではないでしょうか。総理の御見解を御披瀝いただきます。
日朝国交正常化交渉についてのお尋ねでありますが、ペリー調整官が日韓の立場を踏まえつつ包括的かつ統合されたアプローチを検討しております中で、我が国としても、日米韓の政策が全体として効果的なものになるよう留意しつつ、一層積極的に対北朝鮮政策を展開していく考えであり、北朝鮮側より十分に前向きな対応を得て、日朝国交正常化交渉の再開への道筋をつけたいと考えております。
○国務大臣(高村正彦君) この間お会いしたときに言ったということでは必ずしもないわけでありますが、ペリー調整官が示しているのは、包括的、統合されたアプローチ、その包括ということの中に、国際的関心事でもあるけれども日本国民の特に関心事であるミサイルのこと、こういったことは入れてほしいということは前々から言っているわけでありますし、例えば、これも人権という意味では国際的な問題ですが、日本国民にとっては直接
質問でお願いした中にはちょっと入ってございませんけれども、今ペリー調整官が北鮮の方に行かれております。きのうも、何という方かちょっと今記憶にございませんが、かなりハイレベルな方にお目にかかったというふうに伺っておりますが、その後金正日さんにお目にかかったのかどうか、またはかかるような感じに今なっているかどうか、ちょっと伺いたい。
これに対して我が国はということになりますが、いずれにしましても、余り時間もございませんので、きょうの新聞、テレビ等でも若干の報道を受けておりますが、外務大臣、ペリー調整官との話し合いの中身、日本政府からどのようなことをペリー調整官に話されたのか、お尋ねいたします。
いずれにしても、我が国はペリー調整官との間で累次緊密に協議しており、対話と抑止に基づく我が国の対北朝鮮政策及び我が国の日朝間に係る諸問題については十分すり合わせが行われており、その結果、ペリー調整官の見直しを支持しているものでございます。 ペリー調整官自身がこの内容を北朝鮮に伝えるまで、まだきっちりした形で外に公表しておりませんので、それ以上のコメントを差し控えさせていただきたいと思います。
北朝鮮政策に関しましては、三月九日及び十日にペリー北朝鮮政策調整官が訪日し、総理、官房長官、防衛庁長官、そして私とそれぞれ意見交換を行ったほか、四月二十三日から二十五日にかけてホノルルにおいて韓国を交えてペリー調整官らと協議を行っております。このほかにも、日米間で幅広い事項につき、さまざまなレベルで頻繁に協議を行っているところでございます。意思の疎通は相当図られていると思っております。